ACCはAMEDとJICAが共同で実施する地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)のもとで、ベトナムで新たな研究プロジェクトを開始しました!
経済が発展し中進国化していく中、自らの医療保険制度で、地方・郡レベル病院でのHIV治療を行うことを決めたベトナム。本プロジェクトでは、地方病院でも適切な治療が提供されているかを中央で確認する仕組みの構築、新規感染者の拡大予防に資する曝露前予防内服(PrEP)の効果検証、そして抗HIVワクチンの設計に向けた基礎医学的な分析を実施します。
本プロジェクトで確立したHIV治療モニタリングシステムと有効な予防法は、ベトナムのHIV新規感染者減少に貢献し、世界のHIV/AIDS対策の有用なモデルとして活用されることが期待されています。