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北ベトナムにおける夫婦間HIV感染に関する研究
島田郁美 医師 長崎大学熱帯医学研究所 (NCGM/ACC J-GRID業務協力者)

 ベトナムでは、経静脈的薬物使用者が(IDU)によるHIV感染拡大が深刻化な問題でしたが、夫婦間感染による一般人口への拡大が懸念されています。そこで、我々はハノイのバクマイ病院において、既婚のHIV陽性男性を対象に、夫婦間HIV感染に関する研究を行っています。
 これまでの調査によると、配偶者のHIV感染の有無と、リスクの高い性行動とは関連がないことが分かっています。今後、ウイルス学的因子やその他因子も含めて研究継続予定です。