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学会発表

ハノイの腎機能障害を有するHIV感染者におけるテノフォビル使用による腎機能予後
水島 大輔 医師 国立国際医療研究センター
エイズ治療研究開発センター(NCGM/ACC JGRID業務参加者)

 テノフォビルの使用が腎機能障害のリスク因子であることを明らかにしましたが、薬剤の選択肢が限定されており、腎機能障害を有していてもテノフォビルの使用を余儀なくされる患者も多いのがベトナムの現状です。そのため、ベトナム国立熱帯病病院で、テノフォビルを使用している腎機能低下患者を追跡評価して腎機能の予後を調査しました。腎機能の予後が不良な因子としては、HCV抗体陽性、抗HIV治療薬カレトラの併用が関連していることが示唆されました。