研究業績 >> 論文一覧 >> Incidence of AIDS-Defining Opportunistic Infections and Mortality during Antiretroviral Therapy in a Cohort of Adult HIV-Infected Individuals in Hanoi, 2007-2014
Long-term viral suppression and immune recovery during first-line antiretroviral therapy: a study of an HIV-infected adult cohort in Hanoi, Vietnam
- Journal of the International AIDS Society 29211347
Long-term viral suppression and immune recovery during first-line antiretroviral therapy: a study of an HIV-infected adult cohort in Hanoi, Vietnam
田沼 順子 医師 国立国際医療研究センター
エイズ治療研究開発センター（NCGM/ACC JGRID業務参加者）
エイズ治療研究開発センター（NCGM/ACC JGRID業務参加者）
ウイルス抑制の達成は、HIV感染終息のかなめですが、資源が限られた状況下でのウイルス抑制は未だ説明されていません。1806名のコホート参加者のうち、12ヶ月時点でのウイルス抑制率は95.5％、治療失敗のない場合42ヶ月まで生存率90％以上でした。男性、若年、C型肝炎、d4T及びネビラピンを含むレジメンが早期の免疫回復を妨げる因子になっています。ベトナムにおいては、高いウイルス抑制率が達成されていますが、C型肝炎共感染者及び注射薬物使用者への服薬支援が重要となります。
発表された研究内容は、JIASに受理されました。
参照リンク：［PubMed］ 