「ベトナムでのHIV研究活動継続の必要性」 WHOハノイオフィスとの意見交換
J-GRID 2012年6月27日
2012年6月 WHO ハノイオフィスにて
ガイドラインの改定によって急速に使用が増えている治療薬剤TDFに関して、国立国際医療研究センターエイズ治療研究開発センター(J-GRID: 感染症研究国際ネットワーク)で実施しているコホート研究にて確認されたベトナムでの腎障害の危険性について、今後の対策の必要性、対応策および本薬剤に対する継続的な調査実施の必要性に関する、意見交換をしました。 本研究成果は、ベトナムのみならず、近隣エリアのHIV感染者トリートメントの向上にもつながるとの奨励を受け、今後の研究成果等の情報共有についても期待されています。