- 第19回 国際エイズ学会 (AIDS 2012)(2012年7月22~27日 米国ワシントンDC)
- 新興再興感染症に関するアジア・アフリカリサーチフォーラム (2013年1月23日~24日 東京)
北ベトナムにおける夫婦間HIV感染に関する研究
島田郁美 医師 長崎大学熱帯医学研究所
ベトナムでは、経静脈的薬物使用者が(IDU)によるHIV感染拡大が深刻化な問題でしたが、夫婦間感染による一般人口への拡大が懸念されています。そこで、我々はハノイのバクマイ病院において、既婚のHIV陽性男性を対象に、夫婦間HIV感染に関する研究を行っています。
これまでの調査によると、配偶者のHIV感染の有無と、リスクの高い性行動とは関連がないことが分かっています。今後、ウイルス学的因子やその他因子も含めて研究継続予定です。