- 第29回 日本エイズ学会学術集会・総会 (2015年11月30日~12月1日 東京)
High treatment retention rate in HIV-infected patients on antiretroviral therapy at two large HIV clinics in Hanoi, Vietnam
松本祥子 研究員 国立国際医療研究センター エイズ治療研究開発センター
開発途上国におけるHIVケアにおいて、治療へのアクセスのみならず「ケアの継続」は重要な課題の一つです。そこで、ハノイコホートにおける受診の継続率と受診中断の関連要因について評価しました。2007年~2012年末までに登録された1,431名のコホート登録12ヶ月後の受診継続率は95.3%と高く、低いCD4数と高いウィルス量が受診中断と関連していました。一方、薬物使用と受診中断の関連は見られませんでした。
「発表された研究内容は、PLOS ONEに受理されました。」
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