- The Asia-Pacific AIDS & Co-Infections Conference 2023(2023年6月8-10日)
Efficacy and tolerability of Tenofovir–Lamivudine–Dolutegravir (TLD) as a switch therapy: Report from a multicenter cohort of virologically suppressed on-ART patients in Northern Vietnam
Le Nguyen Minh Hoa 臨床検査技師 ベトナム国立熱帯病病院(ハノイ)
WHOの推奨に応じ、近年ベトナムでは、テノホビル・ラミブジン・ドルテグラビルの合剤(TLD)が導入されました。本研究では、SATREPSコホートに登録し、ウイルス量抑制を達成したHIV感染者のうち、2020年1月~10月にTLDを開始した1,679名を対象に、TLD中止とウイルス学的失敗リスクを推定しました。参加者の約10%がTLDの中止を経験し、主な理由は薬品の在庫切れでした。副作用による中止は1%でした。TLD開始後のウイルス学的失敗(ウイルス量が1000copis/mL以上)率は2.94/100PYと低く、TLDの優れた有効性と忍容性を確認しました。