HOME     Publications     北ベトナムの新規未治療HIV感染者における薬剤耐性変異と分子疫学

Publications研究業績

  • 日本エイズ学会総会(2022年11月18-20日)
  • 抗ウイルス療法学会総会(2022年9月15-17日)
北ベトナムの新規未治療HIV感染者における薬剤耐性変異と分子疫学
林田 庸総 技術職員 国立国際医療研究センター エイズ治療研究開発センター

 ベトナムではHIV感染者に対する抗ウイルス療法(ART)や、ハイリスク者に対する暴露前予防(PrEP)が急速に普及し、伝播性薬剤耐性HIVの増加が懸念されています。ART導入前の304例に薬剤耐性検査を行い、15例(4.9%)にいずれかの薬剤耐性変異が見られました。これは過去の報告と同程度に低い割合でした。一方、CRF07_BCといった中国由来と考えられる株の感染拡大が見られました。