- Global Health & Medicine. 2023; 5(1):15-22. DOI: 10.35772/ghm.2022.01061.
Prevalence of and factors associated with diabetes mellitus among people living with HIV in Vietnam.
Nagai M, Matsumoto S, Tanuma J, Nguyen DHT, Nguyen DT, Mizushima D, Oka S, Pham TN.
HIV陽性者(PLWH)は、HIV非感染者よりも非感染性疾患(NCDs)のリスクが高いことが示されています。 ベトナムでは、HIVは依然として主要な公衆衛生上の懸念である一方、最近の急速な経済成長により糖尿病(DM)などのNCDsが重大な疾患負担になっています。 本研究では、抗レトロウイルス療法(ART)を受けるPLWH1,212 名を対象とした横断調査でDMの有病率とDMに関連する因子を調べました。 DMおよび前糖尿病の年齢標準化された有病率は、それぞれ9.29%と10.32%でした。 多変量ロジスティック回帰分析では、男性、50歳以上、およびBMI≥25kg/m2がDMに関連しており、現在の喫煙およびARTの年数との関連の可能性が示されました。この結果は、一般人口と比べPLWHの間でDM有病率が高い可能性を示唆しており、ARTの長期化がPLWHにとってDMの重要なリスク要因になる可能性があります。