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ベトナム医療ナウ 2019年8月30日号

ブログ  2019年8月30日 

ベトナムにも医師国家試験導入か?
(2019年7月26日Tuoi Tre紙1

 現状では六年間の大学医学部卒業後、18カ月の実習を経て手続きをすれば医師資格(無期限)を得ることができるベトナム。ただ、優秀な医師の養成に向けて、日本やその他各国のやり方に倣い、医師国家試験を導入しようという動きが出ている。現在の「診療法」で規定されている医師国家資格取得方法では、どのような書類が必要であるかという手続き論が多く、医師の能力を評価するシステムが備わっていない、と保健省法務局局長は同紙のインタビューで国家試験導入の意義を主張した。法律が順調に改正されれば、最速で2021年に医学部に入学する世代から、医師国家試験が導入できるとしている。

 ハノイ医科大学Tạ Thành Văn学長は、導入に反対はしないものの、都市の中核大学と地方の医科大学などへの異なる配慮、地方や山岳部で従事する医療従事者への配慮などが必要とも発言。

 現在のベトナム国会立法計画では2020年会期での審議、採択を予定されている「診療法」改正、その改正案の中での大きな論点になりそうです。

ベトナム医療保険証、ICチップを入れて電子化へ
(2019年7月15日各紙2

 ベトナム社会保険によると、2020年1月より医療保険証をICチップが入ったカードに変更すると発表。その中に患者の診療履歴などの情報も入れられるようにするとしており、医療機関の事務コスト削減、また社会的に問題になっている医療費の過剰申請、重複申請を防ぐ効果も期待されている。

 日本でもこういった情報の電子化や活用は議論されたり、進んでいたりすると思いますが、時に途上国で一足飛びに進む場合もあり、結構注目かもしれません。

無料のHIV予防策、PrEP、ただまだ知名度はイマイチ
(2019年7月24日Tuoi Tre紙3

 主にハノイとホーチミンで展開されているPrEPパイロットプログラムについて紹介しています。抄訳は割愛。

 ネットではわかりづらいですが、紙の紙面でもほぼ一面をかけて割と大きく扱っていました。いくつかの数字や情報の正確性が怪しいですが、PrEPの宣伝としては大きく扱ってくれることは喜ばしいことですね。

保健省AIDS対策局Huong副局長、HIV/AIDS感染者支援基金トップに就任
(2019年8月12日保健省VAACウェブサイト4

 同基金は保健省VAAC管轄の2つの「事業単位」の一つで、HIV感染者への支援募金などを集めて活動するものとのこと。

 ちなみに、こういった国家予算外だが国の機関が管理して活動している「基金」というものはベトナムに現在48もあるそうで、このHIV/AIDS感染者支援基金に言及している記事もありました5。ベトナム国会の査察団からの提案でも「HIV基金は民間の社会団体に任せるべき」と提言されています6

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