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Publications研究業績

  • PLoS One 11(3): e0150781. March 2016
Incidence of AIDS-Defining Opportunistic Infections and Mortality during Antiretroviral Therapy in a Cohort of Adult HIV-Infected Individuals in Hanoi, 2007-2014
Tanuma J, Lee KH, Haneuse S, Matsumoto S, Nguyen DT, Nguyen DT, Do CD, Pham TT, Nguyen KV, Oka S.

ベトナムでは、HIV感染者の生存率やAIDS発症率といった、HIV対策立案に欠かせない基礎データの報告がほとんどありません。そこで、ハノイコホートのデータを用いて、生存率、AIDS関連疾患発生率について解析を行いました。3,446 人年の観察において、AIDS関連疾患の罹患率は11.4%、発生率は46.7/1000人年で、最も頻度の高いAIDS関連疾患は結核でした(29.9/1,000 人年)。全生存率は、50歳以上でARTを開始した例で有意に低い結果となりましたが、麻薬注射歴やART開始前のAIDS罹患歴と死亡率との関連は見られませんでした。

発表された研究内容は、PLOS ONEに受理されました。