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Activities活動内容

カウンターパートとベトナム保健省担当者がNCGMを訪問しました

SATREPS  2023年2月2日 

 2022年12月9日に開催された第3回HIV薬剤耐性に関するワークショップ第二回アジア社会実装シンポジウムを前に、ベトナム保健省HIV/AIDS予防局(VAAC)Phan Thi Thu Huong局長、国立熱帯病病院(NHTD)Pham Ngoc Thach院長らが来日。NCGM・ACCを訪問し、今後のプロジェクト終盤へ向けた協力体制について会談しました。とりわけVAAC幹部の訪問は新型コロナウイルスの影響のため、プロジェクト4年目後半にしてようやく初めて実現したものです。

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(向かって左から)
VAAC Phan Thi Thu Huong局長、岡慎一先生とNHTD Pham Ngoc Thach院長

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プロジェクトリーダーの岡ACCセンター長を訪問したベトナム側プロジェクトメンバー。

 一行はACCにおけるHIV感染者の臨床現場に加え、バイオバンクも見学しました。ACC創設以来管理している血液サンプルを含むACCのバイオバンクは、NCGM病院全体のバイオバンクに先駆けて始まりました。長年の蓄積があることで、過去に遡ってHIVウイルスに関する研究を行うことができています。

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ACCでのバイオバンクサンプル管理の説明を受ける一行。

 同日午後は、国際協力機構(JICA)本部を訪問し、人間開発部の担当者とプロジェクトの進捗と今後の計画について会談しました。プロジェクトの研究結果が徐々に認められ、VAACも大きな関心を寄せています。プロジェクトの成果を最終的にHIV/AIDS治療・予防政策提言へとつなげるべく、関係者一同今後とも努力していきます。

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NCGM見学後、JICA本部を訪問。今後の計画についても活発な議論が行われました。