- The Asia-Pacific AIDS & Co-Infections Conference 2023(2023年6月8-10日)
Psycho-Social and Behavioral Impacts of COVID-19 on People Living with HIV: Second report from 11 Antiretroviral Therapy Sites in Northern Vietnam
Linh Tran Khanh 臨床検査技師 ベトナム国立熱帯病病院(ハノイ)
COVID-19の第4波に見舞われ、大規模な社会規制が敷かれていた2021年9月~2022年1月のベトナムで、合計 7,808 人のHIV感染者(PLWH)を対象とした横断調査を実施しました。本調査は、2020年のCOVID-19第1波直後に実施された調査*1に続く第2回目の調査で、SARS-CoV-2抗体保有率とCOVID-19の長期的な心理社会的・行動的影響を評価しました。抗体保有率は1.2%と低く、第1回調査と同様に治療へのアクセスやリスク行動の悪化は見られませんでした。一方で、高い失業率による経済への影響は依然として大きく、アルコールの過飲とともにうつ症状と有意な関連がみられました。